このレビューはネタバレを含みます
もともと原作のファン。
映画化すると聞いた時は、『絶対ムリ、ガッカリするに決まってる』と見向きもしなかったんだけど。
ある日、母からメールが来て
『この前アヒルと鴨のコインロッカーという映画を観に行ったんだけど、とても面白かったの。もう一回行こうと思うんだけど都合合えば一緒に行かない?』と。
母は本は読まない人で、しかも原作があることを知らずに観に行って面白かったんだそうで。
母とは映像ものの趣味が合うのでそれならばと一緒に鑑賞。
母、誘ってくれてありがとう!!
登場人物の雰囲気がとても良く、仙台の空気感も抜群。
観るまでは河崎さんとドルジの入れ替わりをどう表現するのかまったくわからなかったけど、
現在と過去(回想)をカラーとモノクロで表現を分けてたりとか見事としか言えない。
濱田岳さんの戸惑った演技、河崎になりすましたドルジ役の瑛太さんも素晴らしかった。
ボブディランの風に吹かれてを耳にすると必ず思い出す作品です。
ただ、本屋さんが思ってたよりもだいぶ大きな店舗で『本屋でかっ!』ってなっちゃいました。