ぽてと

英雄の条件のぽてとのレビュー・感想・評価

英雄の条件(2000年製作の映画)
3.6
群衆に向かっての発砲。その命令は正義か罪か?

中東イエメンでアメリカ大使館包囲事件が起こる。アメリカ政府の要請で大使館員救出に向かった海兵隊は暴徒と化した民衆に向け銃撃を命令。
結果、一般市民百数十名の死傷者が。
発砲命令を出した男は罪に問われるのだった…。

正義か罪かというより
正義ってなんだろうって思わされた。
チルダースのやったことが正義か罪かなのが重要じゃなく、国が責任を問われることやお偉いさん達の保身のために事実が捻じ曲げられる、そんな汚い部分にげんなりした。


でもこういうのって正解がわからない。
人それぞれ感じ方も違うと思うしね。

自分のイメージだと銃を持ってる軍人に対して石すら投げないよなぁ〜って。
大使館包囲までは百歩譲ってわかる。でも海兵隊来た時点で逃げるね!←
そうしないってそれ相応の逆襲されるのをわかってたのか、市民に手出ししないだろうって思ってたのか🤔
イエメン市民の感情が理解できないんだよなぁ〜平和に生きてるからかな?
わからん。

この映画観てる側は真実知ってるけど、
陪審員は知らないのに証拠ないとはいえあの判決でいいの?ってちょっと思ってしまったんだが...。
全然すっきりしない終わり方だったし、ラストで突然全部が明るみになるという、、、なんかそこら辺もしっかりストーリーに入れることはできなかったんですか?ってなったのでちょっとマイナス。
ぽてと

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