今は何をしてるかわからないクリスチャンスレイターと未だにB級映画の質を高めてくれる演技で定評のケビンベーコン、悪役極まれり!と大人気、本人は善人を演じたいゲイリーオールドマン共演の実話を元に描いた作品。
要は囚人に対して不当な扱いをしている警察側の闇を描いているのだけど、その暴力描写(主にゲイリーオールドマンの仕業)は観てて自分の身体がムズ痒く痛みを錯覚するレベル。
しかし、その身体的痛みよりも長年光の当たらない独房に入れられてた心の痛みを演じきったケビンベーコンは素晴らしい。
観たくない描写も多いが何故かふと重たい作品を観たい時はプレーヤーに入れてしまっているスルメ映画。