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東京流れ者のchaooonのレビュー・感想・評価

東京流れ者(1966年製作の映画)
3.7
鈴木清順監督作品をもう1本🎞️

『ラ・ラ・ランド』は今作から影響を受けてるとデイミアン・チャゼル監督が公言している作品!ということで鑑賞✨

ボスに裏切られ“流れ者”となった男の復讐劇を、当時人気の歌謡曲に乗せてミュージカル風に描いた異色の任侠映画😎
図らずもミュージカルじゃないの🎙️🎶

タイトル同名曲を始め、"ブルーナイト・イン・アカサカ♬"や"男のエレジー♬"が昭和の哀愁を漂わせる〜🥃🎶

かつて「不死鳥の哲」と恐れられ、流れ者として足を洗った男を若かりし渡哲也が演じる😎
わっっっかい!
渡哲也と言われなかったら全く分からない、少しおぼこさの残る風貌が観ててくすぐったい☺️

ヒロインの松原智恵子もふっくらした唇と頬が可愛い🥹💋
この方も今と全然印象違う😳‼️‼️

色鮮やかなセットや衣装、ライティングで魅せるスタイリッシュな映像も印象的!
真っ白いセットにライティングで赤や黄色、ピンクに色付けしてる演出がお洒落❤️💛🩷

終盤は暗くライトを落として赤いライトでセットを際立たせての歌唱シーンが美しくてうっとり🌹🖤
そこからは更に色を付けず無機質な白いセットのままクールに見せる銃撃戦や渡哲也の立ち姿、一連のショットがまたカッコ良すぎて痺れる🤍✨✨
衣装も白!対して悪は黒!
極め付けは終わりを告げる鮮血の赤🩸
なんと完璧なことか🥹
ここだけ3回くらいリピートしてしまった✨

中盤の雪景色を背景に歌いながら1人歩く渡哲也もかなり画になる✨✨

仁義、掟、義理人情、裏切り、抗争…
任侠ものはあまり観たことないけど、これぞ任侠!的な味わいもしっかり感じられる作品😌



2023ミュージカルチャレンジ♬044/100
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