怪しい仮面の男から映画館の招待状を貰ったひとたちが「メトロポール劇場」に集まり映画を観る。
すると映画が進むにつれ劇場内で異変が起き始め...
有名作なのでレビュー雑。
マリオ・バーヴァの息子でありダリオ・アルジェントの弟子とされるランベルト・バーヴァ監督作。
とはいえ景色には赤・青が思いっきり使われててどこか「サスペリア」を彷彿とさせる。めちゃくちゃダリオ・アルジェントに引っ張られてるように感じた。(まださすぺりゃーしか観てないけど)
流れる映画の中でとある人物がデモンズ化してから、観客の1人もデモンズ化。
そこからデモンズ化した人に襲われた人々が次々とデモンズ化していくというゾンビ映画のような展開。
グロや演出はとても良くて、爪で引っかかれた首や肌は結構深くて凄い痛々しいし殺人描写がそこそこグロいし楽しい。
個人的にどうしても苦手なグロ描写である首が斬り裂かれるというシーンが多くてずっと「ひえ~」だった。
デモンズ化した人の攻撃が大体引き裂きだから痛いのよ。
映画館の中から出られないという設定なのでどんな感じに飽きさせない工夫があるかな~~と思ったけど定期的に落ち着いてしまうのがちょっと残念。
でもやっぱ終盤のめちゃくちゃな展開には笑ったしオチも最高。
背中から悪魔の赤ちゃんみたいなのが出て来る所が一番好きかもしれない。
視聴 2023年9月2日