古き良きホラー映画。
逃げも隠れもしない正々堂々としたグロ描写が今見ると暖かさすら感じる。
いかにもな特殊メイクの怪物も、“人”が作ってる感じで良い。
この時代のアガる音楽も最高。
臭いヒューマンドラマばかり盛り込んで、小綺麗なCGに金をかけ、有名俳優しか使わない。
そんな映画が多い昨今、この作品くらいのバカバカしさが清々しいし、観ててほっこりする。
映画館内でオフロードバイク乗って刀振り回すなんて、今時誰が思い付くだろうか。
ここまでいくと細かいことは気にならない。ツッコむ方が野暮。
映画なんて娯楽なんだから肩肘張らずに楽しめる、中途半端に作るくらいならこういうのでいい。