やーすけ

狂った野獣のやーすけのレビュー・感想・評価

狂った野獣(1976年製作の映画)
3.0
中島貞夫監督の作品を初めて観た。バスジャックされ人質となった乗客の中に、訳ありの乗客として渡瀬恒彦がいて、後半はその渡瀬氏がハンドルを握る主客転倒の展開が楽しい。バスはもちろん、パトカー、バイク、ヘリにチャリと乗り物のアクションが連続して見るものを飽きさせない。ただ、その撮り方は個性の強い同時代の監督らに比べてスタイルがなくやぼったい感じが残る。スタントなしでアクションに挑んだという渡瀬氏のアクションが一番の見どころだろう。(東映シアターオンラインにて)
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