キミシマユウキ

バルカン超特急のキミシマユウキのレビュー・感想・評価

バルカン超特急(1938年製作の映画)
3.7
とある国からイギリスへの帰国途上電車で老婦人が消える事件が起きる。しかし、1人の女性を除き乗客・乗員皆が彼女の事を覚えていないと言い…


『サイコ』『裏窓』の
!!アルフレッドヒッチコック監督!!
初期の名作サスペンス。
フォロワー様にオススメされたので鑑賞。


消えたはずの老女、
しかし覚えているのは…私だけ…?


これは題材も内容も興味をそそられる良作だった。
電車という密室空間で起きる事件と解けない謎、王道のサスペンスを描くのがヒッチコックはやはり得意なようだ。
まぁ序盤の電車乗る前のくだりがちょっと長ったらしく感じたり、後半の銃撃戦がすこしダサかったりとするがそこは古い映画なのでご愛敬ということで(笑)
どんどんと真相に近づいていくカタルシスが良いぞぉぉ!!

出演陣は古いので全くわからなかったが、ヒロインの女優はとても美しかったです。
あとヒッチコックの出演シーンも見つけれたぜ!!

そういえば似たような題材に『フライトプラン』て映画がちょっと前にやってたけど関連はあるのかしら?
ラストの展開はまさかだったので当てれず、悔しかった(笑)
ミステリー勉強不足です。
それにしてもヒッチコック、ハズれない。
他のおすすめ映画も随時消化していこう。

サスペンス映画好き、ヒッチコック監督のファン、そして密室で消えたおばあちゃんが気になる方にはオススメの作品。