ちぬちぃぬ

未来惑星ザルドスのちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)
3.6
全体的には70年代みのサイケっぽさな映像でした
地球上の生物というよりほぼ「人間」オンリーの目線で描かれていて
やはりこの世界は神と人間だけで構成されてるといった価値観からは抜け出てないなぁと思いました
野蛮な原始人(だけどそれも未来人)が更に進んだ?風な未来人の世界に乱入する物語
指輪型のガジェットで殆ど事足りる世界で
努力して勉強しなくてもいいし死なないし性的な欲望も失くしてしまい
かなり暇なので病的に無気力な人間も湧いてくる😅
勃起も出来るし感情的だし胸毛ボーボーだし活力がみなぎってる原始人ゼッドは結局、未来人たちの憧れになりましたねー
そりゃあ魅力的だわ〜✨

ということで文明が引き換えに失ってしまうもの、元々はちゃんと持っていたはずのもの…大切なものはなんだろうかってやつですね

私事の思いですが
私も親世代より更に昔の人たちや
都会のシステムの上で生きてない人とか
なんだか少しリスペクトしてしまうんです
この映画にもそんな一面を感じました💖