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或る夜の出来事のvivoのレビュー・感想・評価

或る夜の出来事(1934年製作の映画)
4.0
典型的なボーイ・ミーツ・ガール映画だが、テンポよく、気の利いたユーモアたっぷりで最後まで中だるみなく楽しめた。主人公二人の魅力的なキャラクターから生みだされる応援の気持ちが、後半のベタながら巧みなじらしで加速し、ラストのカタルシスをもたらしてくれる。クラーク・ゲーブル演じるピーターがとにかくカッコよかった。その容姿はもちろん、確固たる主義と優しを持つジェントルマンで、機転が利き、可愛らしい隙も併せ持つという、もうモテないはずがないキャラクターで畏れ入った。
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