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若草物語のseapony3000のレビュー・感想・評価

若草物語(1964年製作の映画)
4.0
雄之助パパが再婚したら世話する相手がいなくなっちゃって、幼馴染で報道カメラマンの浜やんとルリ子が惹かれあってるのに、グイグイ下宿乗り込んで洗濯モノ畳んだり。浜やんが無理とわかるや杉山俊夫さんのアパートで片付けしはじめる。来た早々「いまやっちゃいたいの(←片付けね)」相変わらずのブルドーザー女・吉永小百合。まだ学生のボンボンヒデちゃんとの結婚決めたルリ子に激怒。わたしを子供扱いして…みんな死んでまえ!の捨て台詞。ヒデちゃんも手のつけられないガキだが、小百合の前では霞む。新婚旅行の見送りにも感じ悪いしほんとイヤ小百合。杉山さんやっぱ無理!となり瀬戸内に転勤の浜やんとこその足で押しかけるらしい。だれかロボトミー手術して〜。去り際にボクサーの夢に敗れたエピソードを話し始める浜やん。…今?もちろん小百合は聞いていない。長女のいづみちゃんと四女の和泉雅子が羽田から帰るバスからの夕陽がとても美しい。わめいているのは小百合だけ。みんなそれぞれの問題を抱えて生きている。
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