トゥルーマン・ショーのMのレビュー・感想・評価

久々にすごいのを見た。
一人間の人生を操作できる権利はない。たとえそれがどれほど居心地が良かろうと、先ゆく世界が恐怖でも。昨今のメディア操作や広告マーケ、社会構造、コントロールする構造への一種のアイロニーに受け取れる。
テレビへ語れとの指示に演者らしく去るシーンはかつての日常そのものへのフィクションである自身は一種の演者だった皮肉を上品に盛り込んでいて良かった