SaenkiedeJong

トゥルーマン・ショーのSaenkiedeJongのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
5.0
以前から気になってた映画で、セブチのfmlのmvのモチーフになってるってことでこれを機に観てみた!まずジムキャリー若!抜群の存在感だし最高の俳優。観てる中で色々思うことがあった、セブチがオマージュした意味も納得だし別の側面、角度から観て様々な解釈が可能な映画なんじゃないかなって...観た後誰かと語りたくなる感じ。(個人的には何か警鐘のようなものにも感じた)しっかりエンディングまで皮肉が込められてたのが良い。アイドルのプライベートや素をファンが知りたいと思ったり詮索することもおこがましいことなんだなと感じたりリアリティーショーについて考えさせられたり。あれは本人の希望で出てるけどね。トゥルーマンの挨拶もすき。"おはよう、会えない時のためにこんにちは、こんばんは、そしておやすみなさい!"笑顔のトゥルーマンを思い出して悲しくなる。前情報無しで観たから初めから伏線が張られてたのに後から気付いたときになんか震えた。特にfingers crossedのところ。調べたら小ネタもめっちゃ散らばってて全体的に監督の素晴らしい演出が冴え渡ってるなと。見過ごしてる部分が殆どだから掘り下げるほど面白くなる映画。この時代にこの映画が作られてたのが凄いしこういう問題って何十年も前から普遍的なんだな..とも。こんな名作があったなんて、何で今まで観てこなかったんだろ。最近昔の映画、ドラマを観るのにハマってて、いきてるうちにこういった良作に沢山出会えるといいなーって思う。
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