このレビューはネタバレを含みます
ジム・キャリー主演の名作。
もしも自分の人生がフィクションだったら、もしも誰かが作り上げたドラマにうまいことのせられているだけだったら。生まれてから現在までずっと自分の人生がTVで放送され他人に見られていたら…
主人公(ジム・キャリー)はごく普通のサラリーマン。妻とともに毎日平凡な日々を送っていたのだが、ある日死んだはずの父の姿を見かけてしまい以来自分の生活や周りの態度に違和感を覚えていく。
なかなかブッとんだストーリーだが、そこは天下のジム・キャリー。
コミカル・シリアスな演技で笑いや感動を届けてくれる。
自分が信頼していた人たち、親、妻、親友、同僚などが実は"演者"っていうのがなんとも…
だんだん主人公が可愛そうに見えてきたけど、そういった状況を変えていこうとする姿が美しい。