トゥルーマン・ショーのcomのネタバレレビュー・内容・結末

最初は何も考えず楽しんで観れた。ジムキャリーの演技が好きなわたしだから尚更。しかし話が進むにつれ、孤独と不安を感じていく。何の疑いもなくこれまで過ごしてきた日常が全部作り物、むろん親友だと思っていた相手まで台詞によって築かれていた関係、そんな信じたくもない事実。どこまでが真実でどこまでが嘘(作り物)なのか、トゥルーマンの奈落や感情は計り知れないものだった思う。ラストはハッピーエンドで良かった。ホッとした。ようやく真実の生活を送れるトゥルーマン、本当に良かった。ラストのEXITのシーンでは、どっちへ転がるのかハラハラしたが、外の世界へ出る選択をした瞬間には思わずガッツポーズ。
しかしながら当番組の主役であったトゥルーマンにとっては壮大な出来事であったが、視聴者として閲覧していた人たちにとっては単なる"番組"でしかないと、最後のシーンで感じて複雑さが残った。