さー

キャリーのさーのレビュー・感想・評価

キャリー(1976年製作の映画)
3.7
おもろいと言われてる映画はやっぱおもろいわ〜40年以上前の作品だけど、全然古さ感じなくて見やすい。ストーリーの中心が毒親とイジメっていう古今東西通ずるテーマだからかな…悲しいけど…

キャリー役と母親役のふたりのとどまることを知らない恐演、狂演乱れ打ち。キャリーのおびえる表情、嬉しそうな表情、そしてあの「無」の境地…物語への説得力を増す最高の演技だった。

時々おもろ演出あって、ナンジャソリャー!ってなったけど、そこ込みで良かったな。バケツひっくり返すまでのタメの長さたるや…

生理とか妊娠とか、割とホラー映画の要素として取り入れられてることが多い気がする。やっぱり人間は未知のもの・「分からない」ということそのものに恐怖を感じるから、男性の監督から見ると、幽霊並みに得体が知れない事象なのかな。次はサスペリアに挑戦しよかな。
さー

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