さーさんの映画レビュー・感想・評価

さー

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オズの魔法使(1939年製作の映画)

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80年以上も前の作品(⁉︎)ともなると、どの部分を語るにしても「当時としては…」の枕詞がついてしまう。しかしそんな中でも名曲Over the Rainbowが流れると鳥肌が立ったし、ラストにドロシーの>>続きを読む

ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.9

"Defining Gravity"
自らを縛る大きな力に抗え。

それは「偏見」というあからさまな姿をして現れる時もあれば、何食わぬ顔をして「常識」のふりをすることもある。引力のように私たちから飛
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

しっかり泣いたんだがwww
パディントンとブラウン家の皆さんが愛おしくてたまらん映画。今作のヴィラン(?)は、過去の二枚目っぷりを逆手にとった小物感で再ブレイク中のヒュー・グラント様。自室に飾ってある
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パディントン(2014年製作の映画)

4.0

めっちゃ良い!子ども向けかと思いきや、おとな(俺)がひとりで見ても普通に笑い声出てまう。コント番組かと思うくらいテンポよく次から次へと笑いのネタが仕込まれていてシンプルに楽しい〜〜〜2は1より面白いっ>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・フリード(2018年製作の映画)

3.5

着々と予算が増えたのか、カーチェイスなんかも入れちゃったりして、過去2作からさらにパワーアップした豪華な映像と衣裳が見どころ!
ダコタ・ジョンスンのビジュアルパワーもついに余す所なく解放され、まじ眼福
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フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

3.5

主人公アナにはほとほとウンザリする部分もあるっちゃあるんですけど、イケメン大富豪実業家のグレイを前にしても、「イヤなものはイヤ、要らないものは要らない、自分は絶対曲げません」という姿勢を最後まで貫き通>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

3.6

くっっそ冗長な原作を読んだ後だと、「え!めちゃくちゃ綺麗にまとまってて良い映画化じゃん!」と嬉しくなったけど、冷静に考えるとナンダコノトンデモ展開ハのオンパレードだし、「そ、そ、そこで終わるんか〜〜〜>>続きを読む

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.5

映画見て最初に思ったのが「ライリー大きくなったなあ」なの、親戚のオバハンすぎる。ひとの子の成長はえ〜〜

今回描かれるのは、厄介極まりない「思春期」、そしてこれまでの感情を元にした人格の形成。

まず
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

20年ぶりに原作を読み直したら、一刻も早く魔法界に飛び込みたくなった。外が寒くなかったら、このままUSJまで走って行く勢いだったけど、そこは大人なので(?)ネトフリで映画見ましたよ。

改めて原作を読
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ポッド・ジェネレーション(2023年製作の映画)

3.7

たとえば不妊治療を受けるかどうか。
たとえば出生前診断を受けるかどうか。
たとえば無痛分娩を選ぶかどうか。

妊娠、出産そして育児にまつわる選択は枚挙にいとまがなく、時に親たちを必要以上に追い詰める。
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

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開始10秒でわたしの三半規管も無事ツイスター状態に突入したため、断片的な記憶しかないというのが正直なところですが、朦朧とした意識の中で、隣席の友人からビニール袋をカツアゲしたことは何となく覚えています>>続きを読む

ネイキッド(2017年製作の映画)

3.7

ちゃんと笑えるコメディ!さくっと見れる割にストーリーがしっかりしてて良作だった。まさか「目が覚めたら…体がスッポンポンだった!」というネタでこんなに話が展開していくとは思わなかったわw

自分でもどう
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.9

これ実話なの…面白すぎるんだけど!!!
でも妻の立場に立っても、夫の立場に立っても何だかやるせない気持ちになるな、、女性の精神的、経済的自立を阻む時代の風潮が何よりの原因だとも見えるし…しかし才能は無
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.8

10代の妊娠といえば「14歳の母!」と即答する世代ですが、今作は似たテーマながら全然テイストの違う作品ですよね。「母として」とか「女性たるもの」的なお説教は全然なくて、ジュノとお相手ポールがそれぞれの>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.8

レストランでの群像劇!美味しい料理に一癖も二癖もある常連客。熱気あふれる厨房で目まぐるしく働くコックはどこか訳アリ。ウェイターもバーテンダーも個性強くて面白い。序盤はかなり説明が少ないので、ストーリー>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

巷で囁かれている(?)パッケージ黄色い映画全部名作説…

綺麗事だとか、現実はこうはいかないとか、そんなことは分かってて、それでもこの作品は見終わった後に「身近に困っている人がいたら絶対に助けよう」と
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

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尿路結石と電気椅子がトラウマになる映画…と言ってしまうと身も蓋もないけど、どっちのシーンも強烈だよね…刑務所内の話だけで3時間はなかなかの長尺ですが、登場人物たちのキャラが濃いので、飽きることなく見続>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.9

良い映画すぎ…!!
世代や境遇を超えて、うららちゃんと雪さんが等しくオタクであるところが良い!それも人生賭けてます!なガチのオタクじゃなくて、「やっぱ好きなんだよな〜」くらいのオタクなところが良い!そ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.7

名作だけど見る機会逃し続けてる映画って、あるよね〜今作もそのひとつだったんですが、11月にまさかの2が公開されると聞き、今しかねえ!と思ってようやく見ました。金のかかった歴史物の良いところが全部詰まっ>>続きを読む

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.8

果たして彼女が聞いた声は、神か悪魔かそれとも……

中世ヨーロッパをダイナミックに再現したセットや、大人数での戦闘シーンもさることながら、主演のミラ・ジョヴォヴィッチの演技が圧巻。アクション俳優として
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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見る人を選ぶ作品に選ばれなかった哀しみたるや…!前作「フレンチ・ディスパッチ〜」はすごく楽しめたのに、今作は期待していたほど没入できなかった。脚本が理解できない…と思ってたら作中で「脚本が理解できない>>続きを読む

シャーロットのおくりもの(2006年製作の映画)

3.7

シンプルええ話!
ダコタ・ファニング演じる少女の名前がシャーロットかと思ったら違って、じゃあ子ブタの名前かと思ったらそれも違って、シャーロット…え?お前か〜いとなった。

子ブタちゃん誕生シーンの後に
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

実写化として100点満点のアンサーなのでは?!?!
キャストが揃いも揃ってハマってるし、アクションも見応えあるし、何より尺がまじで丁度いい!(笑)ストーリーが過不足なく仕上がっててめちゃくちゃ見やすか
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

そこに愛はあるんか?な映画だった。
評判良すぎて上がりまくった期待値も何のその!最初から最後まで面白かった。綾野剛の大阪弁だけが予想外に微妙だったけど、それを補って余りある黒スーツ姿のかっこよさよ!ビ
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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

バッドエンドならぬサメ跋扈エンドに爆笑したけど、エンドロール見ながらフッと我に帰り、「これは笑える話ではないのかも…?」と思ったり思わなかったり…自然の脅威には一致団結して臨まないと、小手先の対策では>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.5

タコ気球でバイク飛ばそうと思った人が優勝〜〜〜👏👏

前作公開から早9年、封じ込められていた俺たちのMADを解放できるのはやっぱりマッドマックスだけだね!フュリオサっててっきり復讐に燃える彼女のニック
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.7

確実に私の血となり肉となっている「THE何も考えんでいいラブコメ映画」の代表作ですが、意外と芯食った台詞・展開も多く、人によっては「あれ?これわたしのドキュメンタリー映画かな?」と思わされるんじゃあな>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

「『あり得たかもしれない未来』も『いまの自分』もどちらも肯定する映画」がとても好きなわたしにとって、またひとつ大事にしたい作品になりました。

過去の思いを清算するために必要な時間は人それぞれ。今作の
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ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦(2022年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリーの真髄を見たかのような気持ちだ。CGの力で『すごい映像』が溢れている中で、生の映像がもつ凄みを100分間浴び続けた。その凄さは、映し出される数々の噴火の瞬間からくるものだけでなく、カメ>>続きを読む

シュヴァリエ(2022年製作の映画)

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黒髪のサマラ目当てで見たので、作品そのものには全然期待しとらんかったんやけど、まあ、うん。普通やった…
「起承転結がある物語を書こう!」的な国語の授業で見本として挙げられてそうな脚本なので、目新しいこ
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.9

とてもよく動く眉毛をお持ちのエミリア・クラークの魅力大爆発!タイトルとジャケ写から、よくあるロマンスものかと思って軽い気持ちで見始めたあなたは、ハンカチもといバスタオルを用意しなかったことを後悔するで>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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難しすぎてギブ…こういう怒涛のセリフラッシュ&とんでもない情報量の作品こそ、吹替で上映してくれたらいいのに…ひっきりなしに現れる字幕を追うのに必死で、わたしゃもう映画を見にきたのかシナリオ読みにきたの>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

ぜんっっぜん終わらんやん!!!!!

という感情の爆風によって劇場から自宅に直帰した日から一夜明け、少し冷静さを取り戻し、「砂虫かわいかったな」としみじみする余裕すら生まれてきたので感想書きます。
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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シリーズ3作目をいきなり見始めたんかと思っちゃうほど、設定と用語についていけずオタオタしたんだけど、見てるうちにじわじわ分かってくるから逆に面白い。しかしpart1だけだと何ひとつ話が始まってない…む>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

こういうの好きな人ホイホイ映画にホイホイされて、期待通りめちゃくちゃ楽しんだwwおもろかった〜〜全然このまま199作続編作ってもろて無問題。ラッセル・クロウの新たな看板シリーズになってほしい(バリ適当>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

4.3

とても良かった…登場人物たちの言動に100%共感できたわけではないけど、だからこそ、人間をひとつの物差しだけで測ることはできないと思ったし、そういった愛憎入り混じった感情をすべて吹き飛ばす「音楽」の圧>>続きを読む