ししまる

キャリーのししまるのレビュー・感想・評価

キャリー(1976年製作の映画)
3.4
内気な性格の高校生キャリーが、同級生からイジメを受けたことによりにより念道力を覚醒させる。
1976年の作品だから古めかしさは全開だけど、さすがブライアン・デ・パルマ監督、今でも十分通用する。ただ本題に入るまで引っ張りすぎ。中盤まで胸くそな女子の陰湿ないじめの話が続いたかと思えば、終盤はガラリと変わって地獄絵図。ホラー的な有名BGMと、美しいというかほのぼのBGMの落差が大きい。せめてもの救いはプロムにキャリーとペアとなる男子が良い奴(に見える)だったところ。
20代ジョン・トラボルタ出てたのにちょっと驚き。というかみんな大人びていてちょっと高校生には見えず。しかしキャリーの母ちゃん怖いわ。
✅メモ
スティーヴン・キングの同名小説を映画化。キャリーを演じたシシー・スペイセクはアカデミー賞主演女優賞ノミネート。助演女優賞にノミネートされたキャリーの母親役パイパー・ローリーは23年10月、ロサンゼルスの自宅で老衰により91歳で死去した。
1999年に続編、2002年にリメイク版テレビ映画、13年にリブート版映画が公開された。
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