このレビューはネタバレを含みます
2018年の来日公演思い出しながら観ていた。
マドンナ、美しいし、歌めちゃくちゃ上手いんだけど、
エビータのキャラクターとして、もっと野心的に腹の底から声出る、民に呼びかける時の畳み掛ける力が強い方が個人的な好みだった。
(舞台やミュージカル俳優が歌う曲を聴いてきたことで作られるイメージが染み付いてしまったが故の感想。)
私生児からアルゼンチン大統領夫人に成り上がったエビータ。
その人生を追っていくのだけど、エビータに対する評価を
民衆や案内役としてのチェで賛否両論だという様子が描かれていく。
アルゼンチンで未だ人々の記憶、心に刻まれる存在をこのような形でミュージカルで描く、
それもイギリスの視点で作られ、映画はアメリカで制作。
そりゃ、アルゼンチンでいい気にならない人はいるだろうな..
とは思った。