遊

冬物語の遊のレビュー・感想・評価

冬物語(1992年製作の映画)
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偶然の出来事を(想像によって)物語に昇華する
濱口竜介がロメールの弟子筋を意識してるのわかるなあ

ロメールに出てくる女性は「心変わり甚だしい感情の化け物である自分」と「それを見つめる冷静な自分」が切り分けられていて、つねに後者が(男性との)会話・口論を担当している感じがする
なので女性のカマす道理の通らない決断や行動に対して男性が嘆いたり怒ったりしても「もうそうなったんだから私に今からどうこう言われましても...笑」って態度なのが面白い 実際揉めても意味ないし
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