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チャップリンの殺人狂時代のKakoiJaneのレビュー・感想・評価

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)
3.5
"紛争も戦争もビジネス""1人の殺害は犯罪者を生み、100万人の殺害は英雄を生む"。
なるほどね。
これが言いたくて作った映画だったのか、と、終盤の怒涛のメッセージ性に急に納得した。
喜劇性はほとんど無し(お金を数えたり電話帳を開いたりするところぐらい?)、色んな女性と重婚していて忙しそうで、一体何だろうと思って観ていたが(途中若干ウトウトしたり)、最後に合点がいきました。
1947年公開とあって、もはやサイレントムービーの面影はない。wiki曰く、この映画がきっかけでチャップリンは本格的な赤狩り排斥に遭ったそうで、、なんともはや。。
終始アンリが堺正章に見えて仕方なかった笑。マチャアキ側が少し寄せていたところもあるのかな。
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