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怪獣大戦争のQMのレビュー・感想・評価

怪獣大戦争(1965年製作の映画)
3.4
Amazon Prime Videoで昭和ゴジラを一気に見てみる6作目。

X星人との対話・交渉からの地球征服へ。怪獣の戦いと絡めながら描く宇宙スペクタクル。

幼少期見たときにはピンときてなかったけど、今見ると宇宙描写思ったよりはユニークで面白いなとか、X星人周りのデザインのスタイリッシュさは成功してるな、とか良さに気づけた一作。
X星人は色味を抑えたり、目の隠し方がやっぱ秀逸なのかな?(さらに演技できるように目元は一本線が空いてるのね)地球人との交渉の仕方もガンの特効薬の作り方教えるよ〜って現実的でつけ込み方も上手(でも伝達方法がテープなのはクールでない)

映画全編を通してグレンという地球連合宇宙局局員であるアメリカ人が活躍するが、彼が美しい日本語で話すのがどうにも気持ち悪くて。そこもおすすめポイント


・ゴジラのシェーポーズはう〜んって感じ。そもそも宇宙で戦う際の原理どうなってんの?(愚問)
・女性のX星人の顔が全員波川さんな理由「あなたは美しい女性に憧れないか?」
・波川からのラブレター兼メッセージが、ワープロ打ち?(サインは手書き)。でクイズかよ。
・地球人の捕虜が逃げ出してX星人の下っ端がリーダーに伝える際に「社長!」って言ったの聞き逃してないから。
・民家を壊す足元やビルに突っ込む車を人間の目線から撮影してるの、ここまで特徴的に続くのはこの作品が初かも。
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