くま

やさしい女のくまのネタバレレビュー・内容・結末

やさしい女(1969年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと静かすぎて緩慢な観方になってしまった。
血を流し横たわった妻を見る夫から始まる回想録。
ダイエジェティックな音楽だけで構成されており、劇伴が一切無い。それが良くも悪くもクールな印象を与えていた。
最後、撃ち殺したのではなく自ら飛び降りたと分かった時の優しさ、棺桶を閉める音で終わる格好良さは好きだった。
扉を開く手で始まって棺桶を閉める手で終わるって天才的な気付き。
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