YasuoNamitome

やさしい女のYasuoNamitomeのレビュー・感想・評価

やさしい女(1969年製作の映画)
5.0
ついに見た。
まるでフルトヴェングラーの幻の録音CDを聞くかの高揚(分かりづらい比喩だったか)。
始まってから終るまで全く呼吸が出来ないと大袈裟な表現でしたこの映画の凄さを語れない。
「バルタザール」や「ジャンヌ・ダルク裁判」等に比べれば随分分かり易くて吃驚であるが、もうドミニク・サンダの美しさ、存在感、映画そのものである立ち振る舞いから音、カメラまで今時の映画1,000本が束になっても叶わない地点を易々と実現している。
早くBlue-Ray発売してくれ
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