まいこ

恋人たちのパレードのまいこのレビュー・感想・評価

恋人たちのパレード(2011年製作の映画)
3.9
🎪☔Water for Elefants🐘💕
完全にジャケ写と題名で損してるタイプ
ロバート・パティンソン×リーズ・ウィザースプーンにクリストフ・ヴァルツが中心となってあらすじ通りに愛憎劇が繰り広げられるラブストーリー(笑)かと思いきや、可愛らしいサーカスの動物や仲間たちのドラマ性、世界恐慌後の厳しい世界観に惹き込まれた。ぶっちゃけ恋愛は蛇足じゃねと思ったのは秘密。
"サーカスから一歩でたら普通の人間"という言葉をスタアの口から聞くとやるせない気持ちになってしまう。人生、嘘は必要悪。
パティンソンに「ジェイコブ」役を担わせたり、糞始末の時に「すごい悪臭」と言わせたり(パティンソンの体臭問題はよく記事になっている)、メタっぽくて笑ってしまった。いやーそれにしても動物モノはいいですね。

卒業目前で両親を亡くした、獣医志望の大学生ジェイコブ。経済的に追いつめられた彼は、職探しのため都会へ向うも道のりは険しく、たまたま通りかかった移動サーカス団の電車に捨て鉢で飛び乗る。運良くそこで動物の世話係として雇われた彼は、団長であるオーガストの妻で一座の花形マーリーナと、象のロージーを通して親密になってゆく。許されない恋と知りつつも惹かれ合う二人だったが、嫉妬深く暴力的なオーガストは彼らの仲を疑うようになり……。原作小説は『サーカス像に水を』
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