1993年アメリカ。
フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮、アグニェシュカ・ホランド監督作。
フランシス・ホジソン・バーネットの同名の児童文学が原作。
インドの大邸宅で暮らしていた少女メアリーが、突然の大地震で両親を失い孤児となり、イギリスに住む伯父・クレイヴン伯爵の館へ送られる。
10年前に亡くなった妻リリアス(メアリーの母の双子の姉妹)の悲しみで外出がちの叔父とはなかなか会えない。
家政婦のチーフで小うるさいメドロック婦人(マギー・スミス)に気強く立ち向かいながら、親切な召使いのマーサと打ち解けるメアリー。
リリアスの死後伯爵の手によって封印された花園の鍵を見つけたメアリーは、美しいコマドリに導かれ、マーサの弟ディコンと共に「秘密の花園」に足を踏み入れる。
メアリーはある夜、病弱のためずっと寝て過ごしている叔父の息子コリンを発見する・・
少女メアリーが、悲しみに閉ざされていた花園を蘇らせ、家族や館で働く人たちに明るい光を取り戻すお話。
少女メアリーを始めとする3人の子役たちの名演。ちょっとだけですがサスペンス的な要素もあり。
秘密の花園の美しさに心が洗われる作品でした。