予想以上に面白かったし、意外と深い内容の映画だった
時代は2000年前後、舞台はイングランド、デイビッド・ベッカム(プロサッカー選手)に憧れるインドからの移民の少女ジェスの物語
ジェスはサッカーがかなり上手であり、イングランド代表に選ばれそうな実力を持つ女子高生
まずこの時代、まだ女子サッカーはあまり認知されていなかった(イングランドに女子サッカーのプロリーグはない、アメリカにはあるが…)
女の子がサッカーなんて野蛮なスポーツするんじゃないという雰囲気がある(街の女子サッカーチームがギリギリある程度)
それからジェスはインドの古くからの伝統を重んじる家族で育った
インドでは女性は料理や家事を覚えて男性に尽くす立場で、結婚は親が決めたインド人男性とするもの、自由に職業も決められないし、自分の好きな事もできない、ましてや女性がサッカーなんてもってのほか
そういった多くの制約をかいくぐりながら、家族を説得しながら(女子サッカーの監督がジェスを援助しながら)、時には嘘をついて家を抜け出しながら、ジェスは自分のサッカーの夢を叶えようと頑張っていく話
最終的にはジェスが夢を実現させる方向に向かうのだが、映画見ながら彼女をメチャクチャ応援していた
フィルマークスの評価そんなに高くないけれど、サッカー好きという事もあり、家族の事情で夢を諦めた経験もあり自分は凄い共感できた