やっぱりジョージ・クルーニー映画好き。
フツーに50年代のニュース番組ものとしてすごい面白い。
オープニングのパーティシーンから、字幕が入るエレベーターシーンまで超カッコいいし、マッカーシズムについての映画が始まるというのもすぐわかって良い。
マッカーシズムが題材ではあるけど、偏った報道というジャーナリズムの面白さと、現在にも通ずる映像記録が残っていくという怖さという方が印象には残った。
光と影を強調するモノクロの映像によるハードボイルド感がハンパなく、途中に入ってくる歌もアクセントになっていていいし、背景のテレビ画面を利用したシーンも画面をリッチにしている印象で良い。
マロ―の人間性が描かれすぎない点も秀逸。
告発番組の原稿はめっちゃかっけー。