グッドナイト&グッドラックの作品情報・感想・評価

「グッドナイト&グッドラック」に投稿された感想・評価

INFOBAR

INFOBARの感想・評価

3.3
見ました
真実の報道のため、権力に立ち向かうーー
ジャーナリズムの父と呼ばれた男の物語
全編モノクロの真面目でお堅い作品です
そう、あのロバート・ダウニーJrさえ地味~
ちょっと難しいかった
グッドナイト&グッドラック
(2006年アカデミー賞作品賞ノミネート)

映画102本目/18年
reoka

reokaの感想・評価

-
ジョージクルーニー監督脚本出演作品。全編モノクロ、心地よいジャズ。激渋(げきしぶ)オシャンな作品でした。
KeN

KeNの感想・評価

4.0
スター・チャンネル1の録画にて。再見&再レビュー。

「テレビは人を教育し心さえ動かします。だが それはあくまでも使う者の自覚次第です。それが無ければテレビはメカの詰まった ただの箱なのです。」 by エドワード・R・マローのスピーチ

冷戦下のアメリカで巻き起こった悪しき政治運動マッカーシズムを自らの報道番組で痛烈に批判した“伝説のアンカーマン”エドワード・R・マローと彼の番組スタッフたちの奮闘ぶりを描いたジョージ・クルーニー 監督・脚本の秀作。
ロバート・ダウニー・Jrや監督のジョージ・クルーニー自身も出演していて なかなか豪華なキャストなのだが、その中でも秀逸の演技をみせていたのがマロー 役のデヴィッド・ストラザーン。喋り方から片時も煙草を離さない仕草に至るまで まさにマローそのもののようで素晴らしい。
劇中ちらほらと登場する大御所ダイアン・リーヴスの色艷あるJAZZボーカルもすべて最高♪
また当時のニュース映像などもふんだんに組み込まれているようだが、作品全体を敢えてモノクロに統一してることもあり、何の違和感も感じさせない。

この作品に登場する『See it Now』という番組では映画のタイトルとして使われている「Good Night, and Good Luck」がマローのお決まりのエンディングの挨拶であったが、イギリスに駐在していた時のラジオ番組冒頭での「This is London」という彼特有の言いまわしの挨拶も有名。


“赤狩り”の名でわが国でもよく知られるマッカーシズムであるが、共産主義の脅威から自由を守るという大義名分のもと、当時 どれだけの罪なき文化人やまた一般の人たちが強引かつ違法な手段で個人攻撃を受け、人生を台無しにされたのであろう? 本当にこういう悪政は恐ろしい。
今はちょっと常軌を逸した観のある大統領が国の頂に立つアメリカではあるが、このジョージ・クルーニーの作品に描かれているように、間違っていることに対してはたとえ相手が政府であろうが大統領であろうとハッキリと「No!」と声をあげるジャーナリズムの土壌があるという点が、日本人である私からすると本当に羨ましい。わが国のジャーナリストたちもつまらぬ芸能スキャンダルや“お上”の顔色ばかり伺っていないで、真のジャーナリストとしての責務と良心 そして勇気をもって、本当に闘わねばならぬ諸悪の根源にペンや言葉で立ち向かって欲しい気がする。
ErnieHoyt

ErnieHoytの感想・評価

3.5
アメリカの歴史の恥の政治家とテレビ記者の闘い。ジョージ・クルーニーが監督努めた映画です。50年代アメリカの赤狩りで乗員議員ジョセフ・マッカーシー対テレビの記者エドワード・R・マローを描いあ作品。なんだかあの上院議員のやり方が誰さんと似たような行動しましたね。93分でちょっと短く感じましたが、実際の映像も使われて、その時代にタイムスリップした気分になりました。映画も白黒でより味が出てる。これもまたアメリカ国民が観るべき作品ですね
食パン

食パンの感想・評価

3.0
ジョージ・クルーニーが監督、脚本、出演までした意欲作。

報道の裏側。これは報道するべきか、せざるべきか、の選択。或いは忖度。そんな風潮の中、批判覚悟でマッカーシズムに立ち向かう報道人の物語。全編モノクロで、まるで当時の姿を映した上質なドキュメンタリーのよう。

少なくとも僕は鑑賞中いろいろなことを考えた。メディアや報道はどうあるべきか、日本のメディアはどうすべきか、プロパガンダと真の報道の違いは、NHKの『100分deメディア論』は良い番組だったなー笑、など。少しでも報道について考えたなら、この映画を観た価値はあると思った。ニュースや映画(バラエティだってそうだ)を見ても、何も考えず鵜呑みにしたり、表面的なところしか見なかったりしている人もいるだろう。僕もそうかも知れない。そんなことにならないために、ジョージ・クルーニーはこの映画を撮ったのだと思った。
デヴィッド・ストラザーン ジョージ・クルーニー
“放送の良心”としてアメリカ国民に愛された、エド・マローの生き様を描いた本格社会派ドラマ。“マッカーシー”批判と呼ばれる歴史的事件を背景に、時の権力者に立ち向かった男たちの真実の物語。
1953年のアメリカは、共産党主義者を弾圧する“赤狩り”の嵐が吹き荒れていた。大手TV局に勤めるエド・マロー(デヴィッド・ストラザーン)や同僚たちにも疑いの目は向けられ、自由な報道すらままならない状況下に置かれていたが、ジャーナリストとしてあるべき姿を追い求めるマローらは、真実を報道することを決意する。
BS無料放送、字幕版にて初鑑賞。
髭を剃っているアイアンマンさんを久しぶりに見た。いわゆる事実ものだがドキュメンタリー的ではなくドラマらしく仕上がっていて見やすい。ただただ静かに話しが進む。
 全編モノクロで描かれたこの作品。バックには洒落たジャズが時折流れ、眉間に皺を寄せた男たちが、タバコの煙をくゆらせて討議を繰り返す。非常に静閑としていて、人によっては退屈に思うかもしれない。
 だが私はこの映画ほど、力強く観客に訴えかける映画は目にしたことが無い。ジョージ・クルーニーの監督としての手腕は間違いない。
 映画はマローとその仲間たちが番組制作について討議し、マローが出演、終わってから視聴者の反応を見てまた討議する。ほとんどのシーンはテレビのスタジオ内で行われ、登場人物もさほど多くない。その登場人物たちもほとんどが感情を露にせず、台詞も限られたものだ。
 顕著なのは主人公のマロー、その人である。会議でも滅多にしゃべらず、笑うことも少ない。怒りを表に出さず、常に冷静沈着なアンカーマンだ。しかし演じるストラザーンはマローをただの紳士としては描かなかった。彼のうちには自由と人権を侵害する者への怒りで満ちあふれている。それはテレビを通して視聴者に語りかける彼の目を見れば分かる。まっすぐとこちらを見据え、よどみないナレーションを披露する。そのあまりの気迫に目を背けることができない。
 だが力強さだけでなく、マローの人間的な脆さも忘れていない。番組の開始前と終了後、彼の表情は安堵の気持ちとは正反対である。顔には不安が陰り、貧乏ゆすりをしてまったく落ち着いていない。ロバート・ダウニー・Jr演じるジョーがこんなことを劇中で言っていた。「自分たちは本当に正しいのだろうか。」彼らにも正解は分からないのだ。もしかしたらマッカーシーの赤狩りは正しく、国家を危機から守っているのかもしれない。愛国心から動いていても、自分たちの行動はアメリカを脅かすものかもしれない。
 この2つの相反する彼らの気持ちが、ジャーナリズムそのものを表している。彼らはそのとき知る由もなかったが、私たちは赤狩りが間違っていたことを知っている。共産主義者の摘発、と言う意味では無い。憲法で保障された人間の権利と自由を侵害した点で赤狩りは間違っていた。マローたちの戦いは勝利に終わったのだ。
 その勝利までのプロセスで失ったものは大きい。その代償を知り、冷静なマローが初めて動揺を見せるぐらいだ。しかし最後の彼のスピーチを聴くと、この戦いは無駄ではなかったと分かる。人間の自由と権利を静かに訴えかけ、テレビの存在意義を力強く述べる。現在、彼が目標としていた理念は達成されたとは言いがたい。だからこそ彼のスピーチは私の心に深く刻み込まれ、深い感動を呼んだのだろう。
(12年11月13日 BS 5点)
2018 5.5 鑑賞
モノクロ、ダイアン・リーブス、タバコ、エド・マロー
good night & good luck.
癖になりそうな言葉
かーく

かーくの感想・評価

3.6

赤狩り自体は全く理解できないけどダンディな演技と演出で闘う報道、かっこよかった。グッナイエングッラクって言いたくなる
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