ビョーキノオタク

デッドゾーンのビョーキノオタクのレビュー・感想・評価

デッドゾーン(1983年製作の映画)
2.0
グロ描写のない真面目なクローネンバーグ(えー)

事故で生死の境をさまよったら、触れた人間の未来や周辺のことが分かる心霊能力が身についてしまい、それを未解決事件の解決のために役立てるという、連続ドラマにしても面白そうな設定(実際ドラマになってたらしい)

身体が悪くなればなるほど心霊能力が強くなっていくという設定は
「死に近づくほど性的快感を覚える」という「クラッシュ」や、
「肉体の変容によって目覚める精神」を表した「ビデオドローム」と通ずるものがあるから、クローネンバーグらしいっちゃらしいのかな?

でも個人的にはハッキリ映像でグチャドロのグロやってくれるのがクローネンバーグだと思ってるのでちょっとイマイチでした。(なのに「ヒストリーオブバイオレンス」は好きなんだよなあ自分。。。)