特濃ミルク

デッドゾーンの特濃ミルクのレビュー・感想・評価

デッドゾーン(1983年製作の映画)
4.3
 「もしヒトラーが台頭する前のドイツに行けるとしたらどうする?」
 主人公は学校の教師という安定した職と愛する恋人を持ち、平凡ながら幸せに暮らしていた。
 しかしある日突然交通事故に遭い、その影響で昏睡状態に陥ってしまう。無事に目を覚ましたのだが、その時には既に5年の歳月が流れていた。その間に職も恋人も健康も、何もかも失った主人公だったが、一つだけ得たものがあった。それは人の身体に触れるだけでその人の運命を見通せる予知能力だった…。
 設定とか好きだな。命を削る事で超能力を得たり、超能力があるからって幸せになれるわけじゃないのは「ザフライ」にも通ずる所があるし、個人的に好き。大いなる力には大いなる責任が生ずるって感じ。
 運命を知ってしまったからには、どんな犠牲を払っても戦わないといけないんだよなぁ。ヒーローも楽じゃない。
特濃ミルク

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