惡

デッドゾーンの惡のレビュー・感想・評価

デッドゾーン(1983年製作の映画)
3.9
エスパー魔美みたいな話。


とにかくオープニングがかっこよくて、徐々に浮かび上がるタイトルの『DEAD ZONE』は主人公が能力で見えるようになる生と死の境や未来と過去の空間のことではなく、決して見ることのできない位相のことをDEAD ZONEと言っているんじゃないすかね?
銃を手に取る前に家に飾られたキリスト in the houseみたいな文章にちらりと目をやったり、冒頭の授業と家庭教師の際に読まされてる文章が後の主人公の状況を暗示してる伏線だったり細かい。
最初に看護婦の娘を助ける際に、燃えまくってる部屋の燃えてるベッドで寝てるカットがあるのだがすげぇシュール。
惡