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モスラ対ゴジラのQMのレビュー・感想・評価

モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)
4.1
Amazon Prime Videoで昭和ゴジラを一気に見てみる4作目。

台風でインファント島からモスラの卵が日本に漂流したことから起こるあれやこれや。個人的に2作目から15作目の中で一番好きで、昭和ゴジラシリーズ初見の方におすすめしたい一作。

モスラ成虫とゴジラの戦闘シーンが本当に素晴らしくて、どうやって撮影してるのか本当に疑問で、まるで本物のそれらがそこで本当に戦っているようで、この戦闘シーンだけでも一見の価値ありだと思うんだよなぁ。

人間の欲深さを特に感じさせる一作で、
モスラの卵を囲い込み、それを主軸にしたテーマパークで一儲けしようとする輩に次ぐ輩が現れたと思ったら、正義側で描かれる人物も科学者の一人が「小美人に誠意でぶつかればどうにかなるかも」と非常に自分勝手に訴えるのも、あぁやだやだって思って楽しみました。



・モスラの卵の成分を顕微鏡で調べるの、そんな卵の近くでしないとダメ?
・今回も気になる原住民描写。インファント島の民は「ドリンキン」って確実にしゃべったよね?
 怪獣っていう超非現実なものが現れるときに確かに役に立つ設定ではあるのかな?
・インファント島の使い:小美人が現実の人物と合成される場面で合成技術が甘くて、輪郭がみょうにぼやけるの、現実・非現実が曖昧になる感じでとってもいいじゃん!
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