子供の頃はウルトラマンと同じくらいゲゲゲの鬼太郎も大好きだった私。大人になった今でもそこは変わらずで原作漫画は大体読んでるし1作目から6作目のアニメを制覇するくらいのゲゲゲマニアになりました。
そんな自分が推す歴代最高のねずみ男はこの第３期の鬼太郎に登場する今は亡き富山敏さんが演じているねずみ男。
ねずみ男って実は凄く孤独な男なんです。完全な妖怪でもなければ人間でもない。おまけに家族もいない。いっつも悪さばっかりするがその言葉の裏にはたった１人で生きてきた寂しさの裏返しもある。この映画はそんな金に汚くてセコくて嫌われ者だけど自分の大切な物に対してはひたすら一途なねずみ男が自分の愛する物を見つけてそれを守るために戦う姿がめちゃくちゃかっこ良いねずみ男主役回です。そんなねずみ男の愛の結末は悲しいがラストシーンの彼の優しい笑顔に見終わった後は心が温かくなった。
後、これ何気に原作者の水木しげる先生が普通にキャラクターとして出てきて鬼太郎達とまあまあ絡むのよね。それであのエンディングの入り方はめちゃくちゃ夢あるなあ。個人的には荒唐無稽で不思議な話や正統派ホラーの鬼太郎も大好きなので今年公開予定の「悪魔くん」の続編にはそういう部分を期待したい。
はい、現場からは以上です笑
