くじら12号

彼岸花のくじら12号のレビュー・感想・評価

彼岸花(1958年製作の映画)
5.0
差し色の赤がそこかしこに配置され、黄色や淡い水色、白さえも目に鮮やか。冒頭から家族の悲喜交交を象徴するような音楽が字幕に伴奏する。これだけ映画が整然としている中で、人生は矛盾だらけだ、と父さんに屁理屈こねさせる贅沢さよ。
33, Life is full of contradictions