序盤の佐分利信と山本富士子の会話で、2人が画面外を見ると、カットが変わり、建物が映り、山本富士子の母親の姿から病院であることが分かり、そのあと、また先ほどの建物が映り、今度はその次に、縁側から外を眺…
>>続きを読む娘に自分の知らぬ交際相手がいて結婚を申し込んできたので憤慨する父親。父娘の別離は小津安二郎の馴染みのテーマとは言え、本作は封建的な父親・佐分利信が女性達にやり込められ、時代の流れとともに変化するのを…
>>続きを読む相当「父」というものに対して批判的に描いているのだけれど、やっぱり物足りない
当時はまだこれが「威厳のある父」として通っていたのだろう
今日ではとても見ていられない
まだ男が神であった時代の名残ある…
まぁ私もいい年だし、もう令和6年だし、このおとーさんの子供っぽさというか横暴っぷりはちょっとキツかったです^^; 「関係してないだろうな」ってストレートに聞くのもキモいっつーか、心配するのそこかよと…
>>続きを読む映画館で!!見れた!!!
優秀映画鑑賞推進事業
主催者 桜坂劇場/国立映画アーカイブ
でやってくれたみたい
ホントありがとうございます!!
彼岸花は
父と嫁入り前の娘の話
原節子の麦秋でも似…
DVD📀所有、再鑑賞。「東京暮色」の小津安二郎1958年監督作品。小津安二郎・野田高梧脚本。里見とんの小説原作。山本富士子、有馬稲子・久我美子・佐田啓二・佐分利信・高橋貞二・桑野みゆき・笠智衆・渡辺…
>>続きを読む初のカラー作品で厚田雄春の叩き上げの匠の技が静かに解き放たれる。
モスグリーンを基調に、赤を差し込んだ色彩設計、彩度の深い画面には魅了される。今作が世界の作家達に与えた影響の大きさがよく分かる。カウ…
小津初のカラー作品。
赤の発色が良いアグファカラーで撮られていて、緻密に配置された赤の小物が画作りに大きく貢献してる。やかんかわいい。
生活の中の言えなさを描く小津作品の中でも素直になれない男性性に…
このレビューはネタバレを含みます
家族と結婚を軸に綴る、頑固な父親の子離れドラマ。
本作の概要としては、昔ながらの頑固な父親が娘の結婚を認めたくないのだが……といった内容となっています。
初の小津安二郎監督作品でしたが、かなり楽しめ…
人と人との暖かみ。
めんどくさい人しかこの映画には出てこない。でも、それが本来の人間だろう。
劇中のセリフにこんなものがある。人生なんて矛盾だらけだ。矛盾の総和が人生だ。まさに、この矛盾を…