彼岸花の作品情報・感想・評価・動画配信

『彼岸花』に投稿された感想・評価

4.0
2,818件のレビュー

小津安二郎初のカラー作品『彼岸花』。
初カラーとは思えないほど色彩の使い方が洗練されていて、静かな日常を切り取る中に、色彩が感情の動きを際立たせているように感じた。

物語は娘の結婚に反対する父親を…

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4.3

小津安二郎監督初のカラー作品。

端正な形式の上に生じる反復とズレのリズム、アクセントの赤色が効果的な色彩、小気味良い京都弁の台詞などが特徴的な一本。

山本富士子と有馬稲子が若い未婚女性同士で同盟…

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bb
4.0

人はやっぱり人がこだわり抜いたものが観たいのだ、と思った。

始まりは、久しぶりに観る小津安二郎は、時代錯誤だなぁと感じ切ない気持ちにもなったけれど、本題として描いているのは時代を超えた普遍的な家族…

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小津49作目にして、初のカラー作品(アグファ)。里見弴の映画のための書下ろしが原作。野田高梧と小津は別に脚本を書いている。内容は中流家庭の娘の結婚(有馬稲子と佐田啓二)。大映から山本富士子が出演。

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ただ寂しいだけなんだ。娘が嫁に行くことが。でも正直にそう言うことはできず、ペテンにかけられ、矛盾を指摘されて逆ギレする父親の、なんと哀しく滑稽なことだろう。東京物語にも通じる、親が子に対して持つ割り…

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cpo69
5.0
パリのシネマテークで

常連だったアニエスヴァルダのことを職員のおじさんから聞けてほくほく
mam
3.9
このレビューはネタバレを含みます

小津監督の初カラー作品。
モノクロからカラーになっても緻密なこだわりが感じられる色彩感覚に感服。

カウリスマキの赤いやかん、この作品だったのかぁ。やかんのみならずクッションや座布団、水筒にタオル、…

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仁川行きの飛行機で、後ろのやつにリクライニングしてええですか??って聞いたらNoNoNoNo!って手を思いっきり振られた。今年で一番の速さでしょう。徐々にゆっくり傾けていきました。この映画は台本の本…

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いつの時代も娘を心配する父。
矛盾してしまう愛情。

でも相手がいないよりいるんだからいいじゃない、と自分が親に与えてる心配と違う点は苦笑するしかない…

歯を出しながらしゃべるおばさん親子のキャラ…

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昔の監督の作品を観てみたかったので満足です
はい、それだけです

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