方眼

彼岸花の方眼のレビュー・感想・評価

彼岸花(1958年製作の映画)
4.1
1958年。初カラーなので、モノクロと違って、形より色重視の画面構成。斜め線上に図形が並ぶ構図よりも、斜め線上に色を配置。三原色でセットを塗り、小道具をそろえる。ヤカンは赤。山本富士子を大映から客演で呼んでいるからなんでしょう、京都弁も見事で、話の駆動力になっている。方や、有馬稲子は重要人物の割りに、クライマックス近くは出てこない。「陽」を描きたかったのか。
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