片腕マシンボーイ

ゴーストシャウトの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

ゴーストシャウト(2004年製作の映画)
1.6
この世に未練を残した幽霊が成仏するように、時に優しい言葉で、時に厳しく!説得する…それがゴーストネゴシエーター!
っつー魅力しかないプロットにマシンボーイは無い胸ときめかせて観たが…

私はスチュワーデスなの、と騙し続けてきた彼のお母様とようやく今夜ご挨拶、彼と結婚したらばさっさとこのゴーストネゴシエーターとかいう糞みたいな仕事辞めて、彼と原宿で豆腐屋開店するんやからね!って話

いや〜、つまらん!多分今年入って1番長いことレビュー放置した映画よ
そうなぁ…言葉で幽霊を説得させるとか、どんな匠の技見せてくれんのか?思ったらば、ヒロインはほぼほぼ恫喝するのみ
どうやら刑事と同じで、優しい言葉をかけるヤツと、厳しく責めたてるヤツでコンビを組むんが定石らしいのだが、本作のヒロインはとにかく早く成仏させてやろうと飴を挟む余地がないくらいに鞭を振り乱します、すなわち匠の技は皆無であります!スンスン

しかもジャケ見りゃわかると思うんやが、コメディ仕立てなんやけど、これがまたビックリするほど笑えなくてね!ただでさえマシンボーイが苦手なクドカン辺りのんの圧倒的劣化版でして、もう苦笑いしかできんよね
そもそも、本作は元々「ゴーストネゴシエーター」言うタイトルやったんを、細木数子に「ゴーストシャウト」にタイトル変えないとヒットしないわよ、地獄に落ちるわよ、言われ改名したらしくてね、そのエピソードですでに苦笑いしか出来ないポンコツっぷり
シャウトに変えてどのくらい違いあったんかね?細木数子の熱狂的心酔者が観に行ったくらいの違いはあったかも知らんけどね

とりあえず、本作で記憶に残っていることと言えば、ウルトラマンサイズに巨大化した南野陽子が歌いまくり皆を恐怖のドン底に叩き込むスペクタクルシーンのカオスっぷりくらいよな?
いや〜、まぢゴーストネゴシエーターネタでちゃんとしたホラー撮れる監督に作り直して欲しいってばよ!
そうなぁ…優しい担当森川葵ちゃんに、厳しい担当橋本愛ちゃんでどうすかね?くぅ…キュートなネゴシエーターのふたりに説得されたくて成仏できない幽霊続出だってばよ!マシンボーイも化けて出たいぞぉ!ヒュ〜ペロペロペロペロ👻