追悼ラッシュ。
楳図かずお氏、享年88歳、合掌・・・よりも「グワシ!」。
つくづく、昭和のアニメだな~という印象。今じゃNG表現もけっこうありそう。
可愛らしい顔した幼稚園児がやることなすことハチャメチャでお下品。
この可愛いキャラと内容のギャップという作風は他のホラー作品にも活かされていました。
私は大したファンでもなく、子供の頃に楳図かずおのマンガと接していたのは主に床屋か病院の待合室に置いてあった「週刊少年サンデー」。
『漂流教室』『アゲイン』『まことちゃん』なんか記憶にありますが、『おろち』なんかのホラー系は当時は恐くて手が出せないまま未だに読んでません。
本作は1980年公開で薬師丸ひろ子の『翔んだカップル』の併映作品。
本来、『翔んだ~』と同時予定だった百恵・友和の『古都』が単独公開となり、急遽製作されたとか。
そのせいか絵も雑な気もしますが、当時はこんなもんだったかもしれません。
そう言えば、まことちゃんの祖父が『アゲイン』の主人公だったと今回初めて知りました。
そして今さらながら、私が“グワシ”と思っていたのが実は“サバラ”だったことが判明。
ちなみに、
“グワシ”(中指と小指を曲げるサイン)
“サバラ”(中指と薬指を曲げるサイン)
だそうです。
私はサバラはできますが、グワシはできません。