潜水艦映画と言えば、私はこれがベスト。
『ティファニーで朝食を』や『ピンク・パンサー』シリーズのブレイク・エドワーズ監督作の中でも私のベスト3に入ります。
ちなみにその3本は『地上最大の脱出作戦』(ひ>>続きを読む
久々にジョン・ウェインのハリウッド西部劇を鑑賞。CS録画。
原題は“The Comancheros”
インディアンのコマンチ族に武器を密売している白人たちをコマンチェロと呼ぶらしく、ウェインはそのコマ>>続きを読む
昨年、たしか『ガンパウダー・ミルクシェイク』と同時期の公開。
どちらも予告を見ると女性ばかりがドンパチ銃撃戦をしており、似たような作品だなと思った記憶あり。
CSでほぼ同じタイミングで放送されたので、>>続きを読む
女性版ジョン・ウィックとでもいいましょうか、“マカロニ” “必殺!”テイストのクライム・アクションです。
女性ばかりの殺しのプロたちが男どもの犯罪組織と対決。なかなか楽しめました。
主演の殺し屋を演>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「怪物だ~れだ?」
「ハイ・・・私かも・・・」
最初のパートは田中裕子以下の学校側の対応がもうやり過ぎで、なんだか“世にも奇妙な物語”のワンエピソードでも観ている感じ。
“鼻に接触”のくだりはもはや>>続きを読む
あれ? なんだか『昭和残侠伝』と話がそっくり。
脚本家メンバーが一部被っているから?
それにしても全く同じセリフがいくつも!
でも本作の方が1年早いので、パクったとしたら『昭和~』の方か。
舞台こそ>>続きを読む
健さんが歌う“唐獅子牡丹(からじしぼ~た~ん~♪)”の主題歌はコレでしたか。
私としては『網走番外地』が期待ハズレだったので、こちらは恐る恐るの初鑑賞。
本作もCS放送の2Kリマスター録画で画質は良好>>続きを読む
東映時代の若き高倉健はほぼ観たことなくて、私が知っているのは70年代半ば以降、40歳を過ぎて落ち着きと渋みが増してからの健さん。
ですから超メジャーなこのタイトルを観るのも今回が初めて。
CSで放送さ>>続きを読む
なぜ名作をリメイクした!と目を覆いたくなる作品も多い中、ここまでやれば立派にリメイクの価値あり。
オリジナルはエルンスト・ルビッチ監督の『私の殺した男』(1932)。
オリジナルのシーンの順番を入れか>>続きを読む
タイトルとジャケ写から、可愛い顔して男を毒牙にかけるファム・ファタールのクライム・サスペンスに見えますが、ぜんっぜん違いました。
そのせいかどうかは知りませんが、原題の“The Man I Kille>>続きを読む
お年寄りのほのぼのロードムービーかと思ったら大違いで、かなり物騒な話ですが、よくできた短編ミステリー小説のような味わい。
原題は“Remember”(思い出す、思い出せ)
認知症の進む主人公ゼヴは同>>続きを読む
韓国とニュージーランド合作のファンタジー・チャンバラ・マカロニ・キムチ・ウェスタンとでも言いましょうか。
存在すら知りませんでしたが10年くらい前の作品です。
韓国スター、チャン・ドンゴンのハリウッド>>続きを読む
ハリソン・フォード主演のポリス・アクションかとおもったら、不法就労などアメリカの移民問題の過酷な現状を描いた社会派ドラマでした。
邦題がちょっと安っぽくて損してる気がします。
フォード(当時67歳)の>>続きを読む
正義感の強い殺人課の腕利き刑事と太古の時代から暗躍する悪霊との攻防戦を描いたオカルト・サスペンス。
主人公の刑事(デンゼル・ワシントン)が電気椅子送りにした兇悪犯は、死ぬ間際に謎の呪文のような言葉を残>>続きを読む
ジョーダン・ピール監督作は私にとって『ゲット・アウト』はイマイチ、『アス』はハズレだったので別にもういいかなと思っていながら、アマプラの見放題に追加されると早速観てしまうこの節操の無さ。
いや、UFO>>続きを読む
アキ・カウリスマキ監督の母国のフィンランド映画ですが舞台はロンドン。
原題は“I Hired a Contract Killer”(私は殺人請負人を雇った)
この人の映画は、私としては片っ端から観たく>>続きを読む
全盲なのに20年以上も各地の美術館に通い続ける白鳥建二さんのドキュメンタリー。
本人は絵画の前に立っても何も見えませんから、他の人(学芸員や友人や仕事仲間など)に解説してもらいつつ、どんな絵なのかを頭>>続きを読む
安定のホーム・コメディ路線。
ベストセラー小説が原作とは知りませんでした。
主演の天海祐希が、『仕掛人 藤枝梅安 壱』のファム・ファタールとは180度違う老後の資金不足に悩む主婦をコミカルに熱演。>>続きを読む
公開当時人気を誇っていたらしいイタリアのアイドル歌手リタ・パヴォーネ(当時22歳)が歌って踊るマカロニ・ミュージカル・ウエスタン!
西部の名立たる女ガンマン、リトル・リタは一見華奢で小柄な女の子ながら>>続きを読む
ロバート・アルトマン監督作は、たとえ初見で面白くなくてもナゼかまた観たくなる不思議な中毒性があったりします。
本作は初見ですが、数々の賞を獲ったアルトマンお得意の群像劇。
1930年代のイギリスの豪>>続きを読む
今世紀に入ってから日本で劇場公開された新作西部劇はごく僅かで、私が知ってる主だった作品はこの20年で30本あるかないか。
その中でも本作がトップクラスの傑作であることを、十数年ぶりの鑑賞で再確認しまし>>続きを読む
ジョージ・クルーニー監督・主演の赤狩り絡みの映画という情報だけで鑑賞。
主役はクルーニーではなく、デヴィッド・ストラザーンでした。
初めストラザーンが渋すぎて誰だかわからず、この人出番が多いけどダレ?>>続きを読む
メェキシコォ~♪ メェキシコォ~♪(エンディング主題歌)
その昔(40年以上前)、モリコーネのマカロニ・オムニバス・サントラが欲しくて、国産のLPだけじゃ満足できず輸入盤に手を出し、イタリアのモリコー>>続きを読む
ミュージカルが苦手な私のオールタイム・ベストのミュージカル映画です。
先日、ドキュメンタリー作品『屋根の上のバイオリン弾き物語』を観たら予想通り本編が観たくなりました。たぶん20年ぶりくらいの鑑賞です>>続きを読む
ノーマン・ジュイスン監督の傑作ミュージカル映画『屋根の上のバイオリン弾き』の公開から50年以上経て製作・公開された同作のメイキング・ドキュメンタリー。
しかしなぜ今頃? 本作の舞台となったウクライナの>>続きを読む
マリリン・モンローの初期の主役作品がこんなシリアス・サスペンスで、しかも役がこんなサイコ・キャラだったとは意外。
本作でのモンロー(当時26歳)は常に情緒不安定で眉間にシワを寄せ、同年公開の『モンキー>>続きを読む
昔TVで見たつもりでしたが、ほぼ憶えておらず、本当に観たのかどうか怪しいという、よくあるパターンです。
多作でどんなジャンルもソツなくこなし凡作も多い職人監督ながら、たまにとてもイイ作品があるので油断>>続きを読む
1991年のイギリス映画ですが、淀川さんも絶賛した隠れた名作だとか。
日本では劇場未公開となったハートフル・コメディ。
監督は『セレンディピティ』などのピーター・チェルソム。
主人公はリバプールの音>>続きを読む
公開時は映画と遠ざかっていた時期で、その後もなんとなくスルーしてた作品のひとつ。
イーストウッド監督・主演作では『マディソン郡の橋』と『トゥルー・クライム』の間の作品。
この頃は既に監督としても安定期>>続きを読む
コカ・コーラとペプシ・コーラの攻防戦は昔から有名ですが、本作は比較的最近(2019年)のドキュメンタリー作品なのでもっと新たな事実や知られざる真実がたくさん出て来るかと思ったらそうでもなく、たいした驚>>続きを読む
HBOが本作をTVシリーズでリメイクしており、ちょっと気になったので元ネタを観てみました。
本作もカルト映画と称される作品。
監督のオリヴィエ・アサヤスも主演の中国人マギー・チャンも私は初めて。たぶん>>続きを読む
原題は“The Spitfire Grill”で、これは主人公が働くことになる食堂の名前。
その由来はこの店のかつての主人が第二次大戦中にイギリス軍の戦闘機スピットファイヤーのパイロットだったから。>>続きを読む
ポール・バーホ-ベンがオランダからアメリカに渡って最初に撮った作品。
『ロボコップ』より前に撮っており日本では劇場未公開。
舞台は最新作の『ベネデッタ』と同じくペストがはびこる中世ヨーロッパ。
主演の>>続きを読む
“Cecil B. Demented”
主人公が名乗る名前がそのまま原題ですが、もちろん名匠セシル・B・デミル監督(『地上最大のショー』『十戒』)の名をもじったもの。
“Demented”は“狂気の”>>続きを読む
アマプラで見つけた新作西部劇(と言っても2016年製作)を観賞。
たぶん日本劇場未公開。
近年は新作ウェスタンというだけで貴重なので、中身はさほど期待せずに観たところ、これが意外やなかなかの拾い物。>>続きを読む
つい最近まで存在すら知らなかった映画ですが、楽しいB級戦争ホラー活劇でした。
冒頭、漫画から始まりますが、本編も全編通して漫画のような展開。
尺も短く、昔の2本立て興行のバンドル作品にピッタリといった>>続きを読む