Kota

ハート・ロッカーのKotaのレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
3.2
“歳を取ると大好きだったものを忘れてしまう。”

イラク戦争中、バグダッドで爆弾処理班として派遣されたサンボーン(アンソニーマッキー)は新しく着任した破天荒で恐れ知らずのウィリアム(ジェイミーレナー)と若いエルドリッジ(ブライアンジェラティ)とチームになり、死と隣り合わせの場所で任務をこなす。

呆気なく訪れる死。他の戦争映画と違い、お涙頂戴やヒロイックなシーンは少しもない。良くも悪くもアカデミー作品賞ぽい。とことんリアリティを追求。リアルと地味は紙一重だと思うけど、個人的には後者の方が優ってしまい退屈に感じてしまった。そう考えると今年の“シェイプオブウォータ”はジャンル物映画で受賞しているのだから改めてすごいね。
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