さとぼう

ハート・ロッカーのさとぼうのレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
4.1
米陸軍の爆弾処理班にスポットを当てた映画。とてつもなく過酷な任務にも関わらず、現地人との温度差は激しく誰にも喜ばれない。現地人を見て人間は環境の生き物であることを痛感させられてしまう。そして自分は直接的には関われないとしても、今この瞬間もこのような境遇の人達が存在していて、常に追い込まれた環境に置かれている。安全圏で生活していると、そのことさえも忘れてしまう。頭の片隅にでもこの事を記憶させておかないといけない。今自分が取り組んでいることの意味さえも問いただされるような映画である。

◆あらすじ
2004年夏。イラク・バグダッド郊外。米陸軍の爆発物処理班・ブラボー中隊に、新たな班長ジェームズが赴任する。型破りなジェームズのやり方に戸惑う部下のサンボーンとエルドリッジ。3人は時に対立しながらも、過酷な任務を切り抜けていく。
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