コーヒーマメ

007/ロシアより愛をこめてのコーヒーマメのレビュー・感想・評価

007/ロシアより愛をこめて(1963年製作の映画)
3.5
題名からして既にセンスが満ち溢れてる!!
公開当初は『007 危機一発』だったらしいけど、変えて大正解でしたね。

後の作品の形を決定づけた007シリーズ二作目。
シリーズ中でも特に評価が高く、フォロワーの方々からもオススメされたので、最新作の前に最後の予習として鑑賞!

観てすぐの第一印象としては、、
地味!!!! だけど、ド派手!!!!!!
というものでした。
テンポの悪さもあいまって、ラストの景気良さげな爆破シーンのオンパレードが記憶として強烈に残った。

公開当時の世界情勢がソ連を敵組織として直接描くのを許さず、二国の間に「スペクター」を挟んだことで、物語がむやみに複雑になっている。
また、(『スカイフォール』までの)クレイグ版ではあまり見られなかった、ボンドガールとのお色気シーンが本作では、物語のテンポを無視して躊躇なく含まれている。
そういったのも含めて、007シリーズの良さだと実感できたのは、自分も大人の男に一歩近付いたということか。←

また、本作きっかけで、シリーズでは定番と化したものがどれも素晴らしい!
エロい姉ちゃんのシルエットを背景にした、なんともシャレオツなオープニングに早々とノックアウト!!
催涙ガス挿入のアタッシュケースや、爪先に毒が付いたシューズなど、今ではお馴染みのスパイ道具に興奮!!!
半世紀にわたって踏襲され続けるのも納得の、「これぞ、007!!」といった最高の出来!!!
最近のオープニングもいいけど、より渋くて大人っぽい本作のほうが好きかも。

『007』や『スター・ウォーズ』には、一本の映画としてではなく、シリーズ通して観るからそこ感じる面白さがある。
話自体の出来ではなく、少しばかり強引でも欲しくなってしまう定番ネタや、シリーズだからこそ生まれる矛盾点など、多くの欠点さえ愛せる魅力を持つのが、この二大シリーズ映画の凄さだと思う。