ロシアより愛をこめて
シリーズでも屈指の作品と聞いていたのですが、なるほどドクター・ノオより全然面白い。アクションシーンが相当パワーアップしておりました。特にオリエント急行のシークエンスでのスリリングな展開は良かった。魚に赤ワインの違和感。あのくだりが最高でした。ガジェットも効果的に活用されており純粋に楽しめました。
ショーン・コネリーのスーツの着こなしもカッコいいですね。胸毛はハンパないですが…ダニエラ・ビアンキの美貌もあいまって優雅さ、美しさを存分に感じさせてくれた本作。
後年の続編群が踏襲した種々の様式を生み出した作品としても価値があるという事でしょうか？
wikiで見たらケリム・ベイを演じたペドロ・アルメンダリスの遺作という事で…この時既に末期だったようですが、そんな事はおくびにも出さない豪放磊落な役を熱演していてスゲエなと。
次回作も観たいと思います。
