えだまめ

キング・オブ・コメディのえだまめのレビュー・感想・評価

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)
3.5
タクシードライバーがめちゃくちゃ面白かったのでその流れで視聴。タイトルの出かたカッコ良すぎ!

コメディなのかサイコなのかジャンルがよくわからない状態で見始めて作品に対するチューニングが合わせられなかった(笑
序盤で妄想シーンが入るのであ〜曖昧で苦手なやつ〜〜😅ってなって萎えちゃった…

主人公の行動力が凄いんだけどその有り余るパワーで今まで何やってた??って感じなので結局全部妄想な気がする、ショービジネスで有名になりたいのに頑なにテレビの世界にこだわってそれ以外興味ないのも怖いしそういう精神病の話って考えたら腑に落ちたかも。

やってることずっと犯罪なのでシンプルに見てて気持ち良くなかった、こういう悪意のない嘘の積み重ねが続くのほんと嫌…結局芸能界なんて嘘ついてなんぼの世界なんだよ!ってメッセージとも思えるけど…

とにかく悪いことしてるから絶対罰がくるよ!!ってラストシーン冷や冷やしながら見てたら全部上手くいってハッピーエンドなのも気持ち悪い!!ずっと気持ち悪い映画!!狙ってやってると思うから余計怖い!!(犯罪行為を赤裸々に話してもモニター越しだと笑い話になる皮肉は面白かったけどコレがやりたかったんだろーなー感がネ…)

タクシードライバーでもテレビを執拗に映してたけどその時代から更にヒートアップした自己承認欲求を描きたかったのかなぁ…ハリボテの観衆の前に立つパプキンが四角く手前の壁に囲われてるカットとかもろにテレビだし、つかあのハリボテなんなの!?パプキンの部屋??変なの!!

ロバート・デニーロの演技はもちろん凄いけど協力してた激ヤバファンのマーシャ役の人の顔が1番怖かったです!!
えだまめ

えだまめ