このレビューはネタバレを含みます
おとなしそうな青年主人公と、まわりの人間の絆のお話。
画ヅラのロートーンさに相反して、それぞれが持つ感情の起伏が激しく、ストーリー展開も早い。
ただ理解というか感情移入があまり深く出来なかった。
主人公が真面目に働いたり母と何かをするシーンも特にないし、指名手配されてて殺す殺されるの状況で家に帰りすぎ。
服役を終えたばっかで警官相手に警棒で昏睡状態までやるくせに、タイマンでは素手で中途半端なままおしまい。
結局主人公のやってることは思いつきであって、決して善では無い。
作り手側はあえて説明がましくせず、何でやねんって考えさせたいに違いない。