裏切り者の作品情報・感想・評価

「裏切り者」に投稿された感想・評価

MiYA

MiYAの感想・評価

2.0
企業の汚職を暴露する話なんですけど、びっくりするほどドラマが盛り上がりません。マーク・ウォルバーグ、シャーリーズ・セロン、ホアキン・フェニックスと良いキャストが揃ってるのにどうしてこうなった?
ハンス

ハンスの感想・評価

4.5
「アンダーカヴァー」とは逆で、兄弟の絆があっちは深まっていくのに対してこっちは引き裂かれていく。
すしす

すしすの感想・評価

2.5
普通に作ったら普通の映画になったよねって。色々勿体ない気がする
alf

alfの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

おとなしそうな青年主人公と、まわりの人間の絆のお話。

画ヅラのロートーンさに相反して、それぞれが持つ感情の起伏が激しく、ストーリー展開も早い。
ただ理解というか感情移入があまり深く出来なかった。

主人公が真面目に働いたり母と何かをするシーンも特にないし、指名手配されてて殺す殺されるの状況で家に帰りすぎ。
服役を終えたばっかで警官相手に警棒で昏睡状態までやるくせに、タイマンでは素手で中途半端なままおしまい。
結局主人公のやってることは思いつきであって、決して善では無い。

作り手側はあえて説明がましくせず、何でやねんって考えさせたいに違いない。
たかや

たかやの感想・評価

5.0
泣いた。大傑作。

扉、扉、扉。自宅の玄関。車のドア。事件現場の建物の扉。病院の扉。扉から入っては出て、そしてまた入る資格を失う。

やっと玄関の扉から入ることを許されたマーク・ウォールバーグが、また玄関から入ることができなくなったときの路地裏の黒を見てほしい。たまらん。
そして、車で覚悟する男たちに落とす影の黒。決まりまくってるにも程がある。

「私たちはいつだって二人きりだった。」という力強い母親の言葉に泣く。そして、彼と同じように少年が母親を抱きしめるのがズルい。
R

Rの感想・評価

4.7
グレイ初体験。素晴らしかった! 大変に抑制の効いた、陰気で、スローペースな映画だけど、じっくりしっとり丁寧に一定のリズムで心のなかにキャラクターたちの思いが染み込んでくる、この感じはなかなか他の映画では得られない、深い味わい。そういう映画が大好物な私には、Blu-ray欲しくなるくらい惚れてしまった。友だちと犯した罪をひとりで負って、1年半の服役を終え社会復帰を目指すレオは、叔父フランクの会社で機械工として雇ってもらえることになるのだが、そのためにはまず2年くらい職業学校に通わなければないとのこと。叔父がその間金を出すと言ってはくれるけど、母が心臓を患っているため、すぐにでも金になる仕事を求めて、その会社で営業的な仕事をしてる友だちウィリーの下で渉外を手伝うことに。ところが、ウィリーはフランクの会社と政治家たちとの汚職の手助けしており、レオがウィリーの仕事に付き合った夜、交渉決裂の末ウィリーが殺人を犯してしまい、警察に姿を見られて逃亡したレオに容疑がかかってしまう。ウィリーはうまく逃げおおせたのだ。レオが警察に捕まれば、当然ウィリーの罪を暴くことになり、下手すると汚職全体が明るみに出る可能性があるため、汚職に関与した全員にレオの命が狙われ始める。という流れ。なのだが、まったくそれだけではなく、ここにレオと従妹エリカの関係、エリカとウィリーとの恋愛関係、エリカと継父フランクとの関係など、結構関係が複雑やし登場人物も多い。普通だったらごちゃごちゃして苦手なタイプの映画になりそうやのに、これがまったく整然としていて、すべての展開がスッと頭に入ってくる。すごいことだ。のみならず、明滅する照明が非常に特徴的な、陰影の深い映像から、ぎゅっと染み出る彼らの心情も不思議なくらいスッと心に入ってくる。で、主人公のレオではなくて、ウィリーに対する見る側の心持ちを、様々に変化させるのが、独特で面白いなー!と思った。最後、さまざまな悲劇とサスペンスの果てに、レオが人間として一皮剥けるまでを描いた、ある意味、成長譚みたいになってることに気づき、おおおおお! すげええええ! ってなった! 見事としか言いようがない。全編の雰囲気を決定づける重厚な音楽も素晴らしかったし、何より、売れなさそうな映画にしてはキャスト豪華すぎじゃね? どうなってんのこの映画? しかも何気にたまたまマークウォールバーグ連続やし笑 年輩の俳優たち全員素晴らしすぎ。ものすごく地味だけれどもあらゆる点で文句なしの傑作! 何度も繰り返し見たい系!
シャーリーズ・セロン出演作だから観たのだが、主演はマーク・ウォルバーグ。
その他、ホアキン・フェニックス、エレン・バースティン、ジェームズ・カーン、フェイ・ダナウェイなどが出演している豪華キャスティング映画だった。

物語は、自動車泥棒で刑務所に入っていたレオ(マーク・ウォルバーグ)の出所パーティから始まり、そのパーティにエリカ(シャーリーズ・セロン)が居る。ショートカットで綺麗。
そのエリカが付き合っている男ウィリー(ホアキン・フェニックス)は、やたらと金回りが良く、ワルという感じ。
その後はは、レオの叔父(ジェームズ・カーン)が自分の工場を守るために汚職を働いていて……ということで、レオが殺人事件に巻き込まれる。

この映画でも、シャーリーズ・セロンは脱いでいるが、この頃の映画(2000年前後)では脱ぎっぷりが良い。

まぁまぁの娯楽作だった。

<映倫No.42308>
Daisuke

Daisukeの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

出所後に親友と一緒に働きたいと望んでいた青年が、ひょんなことからその親友に濡れ衣を着せられる。
結局、追い詰められると人は人を裏切り、保身に走るということ。失うものが多いからね。
主人公は前科ありで失うものがなかったから自首して証言できたんだな。

照明の使い方と長く続く喧嘩のシーンが印象的。
pika

pikaの感想・評価

4.5
凄い!始まってからずっと面白い!
ドラマの説明もキャラの心情も思考も演出意図も何もかもを、小難しくなくさり気なく、サラリと伝えちゃう綺麗でわかりやすい演出の上手さに感動!
久々にこれぞ腕前!みたいなセンスと言うのか技術力と言うのか職人技的な手腕を堪能できて痺れた!!
主演陣が未だに前線で活躍してる名優達な上、脇を固める俳優陣は大御所レベルの名優で超豪華!それに加えてこの演出力なんて見応えしかない!

丁寧な演出の積み重ねによってキャラクターの立場や性格、心情を描き出し、ドラマで娯楽性をもたらすのではなくドラマを動かすキャラの感情でこちらの喜怒哀楽の感情を刺激する面白さたるや、素晴らしい!
照明で表現する叙情的な演出も最高だし、音響や音楽がシーンを引き立てまくってて、映像や演出では見えない画面外の意図をも浮かび上がらせる存在感など、映画を構成するものひとつひとつが互いに作品の質を高めあっていて本当に素晴らしい!
こういう細かいディテールで映画を見せていく作品は本当にツボ!

容疑者の身元がわかってるのに自宅見張らないのかなとか気になるところがあったり、クライマックスからの展開、事件の収束が面白いわけではなく前半から中盤が目玉的面白さであるという独特さはあるが監督の個性、映画に対する姿勢、気概は十二分に伝わる完成度だし、これが2作目っつーからこれからの作品を見ていくのがめちゃくちゃ楽しみ。
想像以上に魅力的だった。ジェームズ・グレイ追っていこう。
dude

dudeの感想・評価

3.7
不器用にも自分の力で生きようとして犯罪に足をすくわれたり、保身や嫉妬で孤立したりする男たちの姿が何とも切ない。
静寂と暗闇の使い方が格好良く、電車がトンネルから出てきて終着地点までの物語になっているのも良い。重厚な空気感でジェームズ・カーンがゴッドファーザーに見えてくる場面も。役者が軒並み素晴らしくて眼福だった。
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