キャサリン子

食べて、祈って、恋をしてのキャサリン子のレビュー・感想・評価

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)
2.8
ニューヨークでジャーナリストとして活躍するエリザベス(ジュリア・ロバーツ)は、離婚と失恋を経た後、すべてを捨てて自らを探す旅に出る。
イタリアでは食の快楽を追求し、インドては精神力を高めるべくヨガと瞑想(めいそう)に励む。
そして、最後に訪れたバリ島では、彼女の人生を大きく変える出会いが待っていた…というお話。


自分探しの旅とやらに憧れている人にはハマるかも。
主演のジュリア・ロバーツが、イタリアで「食べて」、インドで「祈って」、バリで「恋をする」。
ただ、それだけの映画です。
所々“良いこと言ってる風”なセリフやナレーションはあったけれど、全然刺さらず。
なぜなら、ジュリア演じる“リズ”に、全く共感できなかったから。
序盤から、彼女が何に悩み、何に葛藤しているのかがよくわからないので、彼女の心の描写をもっと丁寧にわかりやすく描いて欲しかった。
そもそも、その部分が本作の核となっているのだから、視聴者に伝わっていないんじゃ言語道断でしょ。
そんなこんなだから、なぜ泣きながら神に祈るのかも、意味不明。真剣に祈っているようには見えなかったです。


中身のない映画でした。
いいなぁ~~、一年も仕事休んで海外行けて…
思ったことは、それだけです。
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