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電送人間のnaokitのレビュー・感想・評価

電送人間(1960年製作の映画)
3.0
唐突なエンディングに愕然としました。“ハイ、終わり!”ってな感じで余韻ナシです。

“変身人間シリーズ”の1つなのですが、鶴田浩二が珍しくこの手のSF作品に出ています。
それとは逆に東宝SF作品にやたらと出てる平田昭彦のカッコよさに今更ながら気付きます。いつも2番手、3番手な役を堅実にこなす感じがイカすのです。少しでも出てると安心感ありますよね。
そして、“液体人間”にも出てた白川由美がまたもやシミーズ姿を披露して軽めに襲われるのです。妖艶さ爆発してます。

今作の特撮については、派手さは無いが流石の円谷マジック。電送人間の微妙な揺らぎ、チラつきがさり気なく表現されてます。この感覚は“マトリックス”につながってる気が…いや、“スタートレック”か?
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