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ルワンダの涙のkikoのレビュー・感想・評価

ルワンダの涙(2005年製作の映画)
3.5
ほんの20数年前に起こったルワンダのフツ族によるツチ族大量虐殺。80万〜100万人規模の犠牲者数は民族浄化といっていい程。当時の反ツチ系政府もラジオ等でツチ族殺害を煽りたて、民兵のみならず、一般人のフツ族もツチ族を殺害する様に。逆にフツ族にも犠牲者は勿論おります。現在のルワンダでは登録証にツチ族、フツ族の記載はされていないとのことですが、生き残った家族間では言い伝えられているだろうし、過去の遺恨は凄まじいだろう。この映画では1人のイギリス人神父ともう1人のイギリス人の青年がでてくるが、神ってなんでしょうね…と。昔聞いた話で、フツ族の神父がツチ族の信者を匿う名目で教会へ宿泊させ皆が寝静まった夜にフツ族の民兵に襲撃させたという話も‥。終盤のイギリス人2人の男の決断は崇高な理念を全うか、要は自分か‥んー年齢にもよるのかなー。
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